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1 Ailuropoda melanoleuca ★ :2024/04/02(火) 17:50:28.89 ID:LYOns3T89
プレジデントオンライン
あれだけ「蜜月」だったのがなぜ
米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、前代未聞のトラブルに巻き込まれている。元通訳の水原一平氏が違法賭博に関与したと報じられ、球団を解雇された問題で、25日(日本時間26日)に初めて声明を発表した。
「僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わって、スポーツイベントに賭けたりとか、またそれを頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したこともありません」
賭博への関与を全面否定し、続けて「数日前まで、彼(水原氏)がそういうことをしていたということもまったく知りませんでした。結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、僕と僕の周りの皆に嘘をついていたということになります。(中略)正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の言葉では表せないような感覚」と、水原氏への強い憤りをあらわにした。
大谷と水原氏――。日本ハム時代から「蜜月」だった2人の間に、一体何があったのだろうか。
「球団職員と選手」の関係から相棒へ
水原氏は主に外国人選手の通訳担当として、大谷と同じ2013年に日本ハムへと入団。大谷が当時所属していたルイス・メンドーサ投手と仲が良かったこともあり、2人は次第に親交を深めていった。
そして2018年。大谷はMLB挑戦の際に、水原氏を専属通訳として伴い渡米。ロサンゼルス・エンゼルスで新人王を獲得した会見上では、「お世話になったのは、やっぱり一平さん」と絶大な信頼を置いていた。今季からドジャースに移籍後も、その強固なパートナーシップは変わらず続いていくとばかり思っていたが……。
そもそも、選手と通訳の関係性が、どうしてここまで親密だったのか。日本において、通訳は球団職員として採用されるケースがほとんど。球団スタッフとして選手と接することを第一に、通訳業務のほか、練習相手なども買って出る。時には160キロを超える投手のキャッチボール相手も務めるため、グラブの紐が切れることもしばしば。想像以上に肉体労働の印象を受ける。
そのほか、プライベートでも車の運転や家族の病院の手配など、行動をともにすることはあるが、あまり深入りはしないように釘を刺す球団もあるという。
年収750万円と年収10億円が毎日一緒にいるようなもの
しかし、大谷と水原氏の間柄は、選手と通訳で始まったわけではない。日本ハムで長く付き合っていくうちに、信頼関係を構築。そして異国の地で戦う日本人選手にとって必要不可欠な専属通訳として、ともに海を渡る決断をした。
水原氏はMLBでも基本的には球団職員として雇用されており、エンゼルスやドジャースから給与が支払われていた。ただ、大谷のグラウンドでの通訳だけではなく、車の運転手やプライベートでの通訳など、生活全般のサポートも担っていたため、大谷個人のポケットマネーによる雇用契約も結んでいたとされる。
球団職員のみでは一般的なサラリーマンの給与と変わらないが、大谷からの報酬も合わせれば、米スポーツ専門局ESPNが報じた30万~50万ドル(約4500万~7500万円)という破格の年収にも合点がいく。
ただ、メジャーリーガーたちの平均年俸は、AP通信によれば、2023年シーズンは過去最高の452万5719ドル(約6億8000万円)。ましてや、自分の隣にいる大谷は、ドジャースと北米プロスポーツ史上最高額といわれる10年総額7億ドル(約1050億円)という契約を交わしている。桁を1つ減らして、年収750万円の会社員が年収10億円のお金持ちと常日頃行動を共にしていると想像すれば、その格差は凄まじい。
「ライフスタイルに合わせようと無理をしていた」
移籍の際には、背番号17を譲ってくれたジョー・ケリー投手の家族に高級車のポルシェをプレゼント。昨年には、日本全国の小学校にグラブ6万個を寄贈するなど、桁違いのスケールを前に、金銭感覚が狂うのも無理はないだろう。
水原氏はESPNのインタビューに「生活苦だった。(大谷の)ライフスタイルに合わせようと無理をしていたからだ」と回答したという。それが「ギャンブル依存症」に拍車をかけ、雇用主でもある大谷の口座から違法ブックメーカー(賭け屋)へ、多額の借金返済のために少なくとも450万ドル(約6億7500万円)を送金する最悪の結果を招いてしまった。
続きはソースをご覧ください
https://bunshun.jp/articles/-/69979
あれだけ「蜜月」だったのがなぜ
米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、前代未聞のトラブルに巻き込まれている。元通訳の水原一平氏が違法賭博に関与したと報じられ、球団を解雇された問題で、25日(日本時間26日)に初めて声明を発表した。
「僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わって、スポーツイベントに賭けたりとか、またそれを頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したこともありません」
賭博への関与を全面否定し、続けて「数日前まで、彼(水原氏)がそういうことをしていたということもまったく知りませんでした。結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、僕と僕の周りの皆に嘘をついていたということになります。(中略)正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の言葉では表せないような感覚」と、水原氏への強い憤りをあらわにした。
大谷と水原氏――。日本ハム時代から「蜜月」だった2人の間に、一体何があったのだろうか。
「球団職員と選手」の関係から相棒へ
水原氏は主に外国人選手の通訳担当として、大谷と同じ2013年に日本ハムへと入団。大谷が当時所属していたルイス・メンドーサ投手と仲が良かったこともあり、2人は次第に親交を深めていった。
そして2018年。大谷はMLB挑戦の際に、水原氏を専属通訳として伴い渡米。ロサンゼルス・エンゼルスで新人王を獲得した会見上では、「お世話になったのは、やっぱり一平さん」と絶大な信頼を置いていた。今季からドジャースに移籍後も、その強固なパートナーシップは変わらず続いていくとばかり思っていたが……。
そもそも、選手と通訳の関係性が、どうしてここまで親密だったのか。日本において、通訳は球団職員として採用されるケースがほとんど。球団スタッフとして選手と接することを第一に、通訳業務のほか、練習相手なども買って出る。時には160キロを超える投手のキャッチボール相手も務めるため、グラブの紐が切れることもしばしば。想像以上に肉体労働の印象を受ける。
そのほか、プライベートでも車の運転や家族の病院の手配など、行動をともにすることはあるが、あまり深入りはしないように釘を刺す球団もあるという。
年収750万円と年収10億円が毎日一緒にいるようなもの
しかし、大谷と水原氏の間柄は、選手と通訳で始まったわけではない。日本ハムで長く付き合っていくうちに、信頼関係を構築。そして異国の地で戦う日本人選手にとって必要不可欠な専属通訳として、ともに海を渡る決断をした。
水原氏はMLBでも基本的には球団職員として雇用されており、エンゼルスやドジャースから給与が支払われていた。ただ、大谷のグラウンドでの通訳だけではなく、車の運転手やプライベートでの通訳など、生活全般のサポートも担っていたため、大谷個人のポケットマネーによる雇用契約も結んでいたとされる。
球団職員のみでは一般的なサラリーマンの給与と変わらないが、大谷からの報酬も合わせれば、米スポーツ専門局ESPNが報じた30万~50万ドル(約4500万~7500万円)という破格の年収にも合点がいく。
ただ、メジャーリーガーたちの平均年俸は、AP通信によれば、2023年シーズンは過去最高の452万5719ドル(約6億8000万円)。ましてや、自分の隣にいる大谷は、ドジャースと北米プロスポーツ史上最高額といわれる10年総額7億ドル(約1050億円)という契約を交わしている。桁を1つ減らして、年収750万円の会社員が年収10億円のお金持ちと常日頃行動を共にしていると想像すれば、その格差は凄まじい。
「ライフスタイルに合わせようと無理をしていた」
移籍の際には、背番号17を譲ってくれたジョー・ケリー投手の家族に高級車のポルシェをプレゼント。昨年には、日本全国の小学校にグラブ6万個を寄贈するなど、桁違いのスケールを前に、金銭感覚が狂うのも無理はないだろう。
水原氏はESPNのインタビューに「生活苦だった。(大谷の)ライフスタイルに合わせようと無理をしていたからだ」と回答したという。それが「ギャンブル依存症」に拍車をかけ、雇用主でもある大谷の口座から違法ブックメーカー(賭け屋)へ、多額の借金返済のために少なくとも450万ドル(約6億7500万円)を送金する最悪の結果を招いてしまった。
続きはソースをご覧ください
https://bunshun.jp/articles/-/69979